淳太くんと同棲したら、こんな休日の朝を過ごしたい
ゴォーーーという音で目が覚める。ああ、まだ眠いから目、閉じとこ、と再び睡眠体勢に入ると、ガチャリ、と音がした。
「いつまで寝てるん、掃除機かけんで。」
「んーあともうちょっとだけ」
「あーかーん、起きて。」
「背中とベットがくっついて動けない〜〜」
「なに言うてるん、朝からアホやな(笑)」
「うーん、じゃあ起こして、」
両手を出して淳太くんを待っていると、呆れながらも、掃除機を部屋の隅に置いて「ほら起きるで、ハイ。おはよう。」と、腕を引っ張ってくれる。
「おはよ〜」
「早よご飯作って、お腹すいた。」
「ふふ、」
「なに笑てんねん。」
「や〜〜朝からテキパキ淳太くんも、お料理は苦手なんだな、って思うと可愛くて(笑)」
「それ馬鹿にしてるやろ(笑)」掃除できひんから、シッシッ、と追い払うので、嫌です〜離れません〜〜って抱きつく。
「わーったから。…美味しいの、待ってる。」腕をまわして頭をぽん、ぽん、と撫で、いってらっしゃい、とキッチンへ送り出してくれる。
朝ごはん。パン派でもごはん派でもなく、フルーツ派の淳太くんのためにマンゴーを切る。彼と同棲してから、いろんな果物を、うんちく(おっと、"ありがたい豆知識"と訂正しておく。)とともに覚えた。初めて一緒に買い物へ行った時に、無花果が食べたい、と言ったのには本当に驚いたものだ。
今日のマンゴーは、「乾燥肌にええねんて。お前も悩んでたやろ。」という淳太くんのリクエストにお答えしたものだ。
淳太くん、ごはーん!と呼ぶと、階段を降りてくる音がする。
「おっ、マンゴーやん。」
「そ!肌のことちょっと調べて、良さそうな野菜でサラダも作ってみた!」
「うん、おいしい。」ニコニコしながら食べてくれる淳太くんの為なら、なんだってしてあげたいな、と思う。
「今日予定なんやったっけ?」
「んー特になし!淳太くんは?」
「俺もないかな〜。」
「え!そうなの!したらどっか行こうよ!」
「ん、そうやな。最近どこも行けてなかったもんな。」
やったー!!嬉しい!!と言うと、淳太くんがブラックコーヒーを片手に笑う。「俺、あれ観たい、」って流行りのミュージカル映画の提案をする彼は、ミーハーと言えばそうなのかもしれないけれど、自分が興味をもったものに素直になれる所が、少年のようで大好きなんだ。
「ごちそうさま。」と手を合わせて、「洗っとくから、支度し。」席を立ってキッチンへと向かう彼は完璧すぎる。そう思う度にこの人とずっと一緒にいたいなぁ、って心がギュウっとなる。
顔を洗って歯を磨いていると、「なあ、コーヒーの在庫ってどこやったっけ?」淹れようと思ったのに、ないんやけど。と言って洗面所に入ってくる。
「おしょうゆ、とか、ちょ、ちょうみりょうの、とこ、」
「歯磨きながら口開けるな(笑)」
言われた通りに口を閉じて、返事の代わりにハーイ、と手を挙げる。「よく出来ました。」と、ほっぺを手でムニュっとつまむから、歯磨き粉が出そうになって、慌てて淳太くんを押し返す。
隣で笑いながら、歯を磨きだす彼を見ているだけで幸せな気分になれる。洗面所の鏡の前に2人で並んでいる、それだけの事実が、こんなに私を満たしてくれるなんて。淳太くんに出会っていなかったあの頃の私に、早く見つけろ、と怒ってやりたい。
私はリビングで化粧をする。彼はリビングで新聞を読む。それぞれがしたい事、違う事をしていても、お互いを気にかけられるこの絶妙な距離感がとっても心地いい。
「ね、淳太くん、最近この赤い口紅に変えたんだけど、ど?」
「え、気ぃつかんかった。」
「うん、知ってる。」
「知ってるてなんやねん(笑)」
「やっぱピンクの方がいっかな〜〜。」
と、ここまでお互いノールックでのやり取りだったのに、突然こちらを見て「俺は自然な方が好きやから、ピンクの方が好きかな。」でも赤もせっかく買ったんやし、友達と遊ぶ時とかつけてったらええやん。ってまた視線を新聞に戻す。
こういう類の話に興味がないのは知ってるけど、それでも話したくなるのはどんな些細な事でも共有しておきたい、と思ってしまうから。たまに面倒くさそうな顔もされるけど、それも含めて嘘がつけない淳太くんが好き。
「あ、それ。似合てるやん。」
「やった〜!絶対つけたかったから、淳太くんみたいにアクセサリーから決めたの、今日の服!」
服を着替えて、お待たせ〜、とまだ新聞を読んでいる淳太くんの元へ行くと、ネックレスを褒めてくれる。鈍感な彼でもさすがに気づいたらしい。私が仕事で大きなプロジェクトを成功させた、と報告したら、先週プレゼントしてくれた。
何かにつけて"ご褒美"をくれる淳太くんだから、申し訳なくなってこの前、そんな毎回いいのに。と言った。「ええの。俺があげたいだけやし。」って笑う彼には、多分これ以上同じことを言っても無駄だと思って、素直にお礼をした。
「ほな、行きますか。」と新聞をたたんで席を立ち、車の鍵を持つ淳太くん。
「ねえ、今日は久しぶりに電車でいかない?」
「ん?どうして?」
「淳太くんとくっついてたいし!」
「なんやねんそれ(笑)、まあええわ、そうしよか。」
今日は、淳太くんと電車でのんびり、映画デートです。
わーーーん、淳太くんと同棲したい(スーパーファンタスティックミラクル超大声)!!!!!!
前々から淳太くんと同棲したい願望をTwitterで垂れ流しにしてたんだけど、先日、"同棲診断メーカー"なるものが回ってきまして…。めっちゃ荒らしました!フォロワーさんには謝ります、ごめんなさい!!(だから、ブログでまとめました)(おい)
淳太くんて、やっぱりお金持ちだし、感覚合わなそうだけど(一緒に住むに当たって、お金の感覚が合わないのは致命傷すぎる。)、人としては一緒にいて楽そうなんだよな。
私は、以前お友達と一緒に住んでいた経験があるんですが(ブザービートの北川景子ちゃんと、貫地谷しほりちゃんみたいに)(例えが古い)、お金の感覚はマジで大事。でもそれと同じくらい大事なのは、"一緒にいてラクか"だと思っていて。"落ち着く"という表現よりも、"ラク"かどうか。
ずっとテンション高いのも大変だし、話さなきゃいけないと思う気持ちがあると疲れるし、で、まあ、あとは、"相手が疲れたり機嫌が悪い顔をしていても、それが気にならない(または、そっと気を使う事ができる)"関係の人とだと、割とうまく行く。いちいち気を使う間柄だとコチラも疲れるし、明らかに気を使われてるって感じる方も辛い。
淳太くんみたいに、感情がはっきり表に出る人のほうが、「いま話していいか考えなきゃいけない」「なに考えてるのか分からない」「お互い言えないことがあっても我慢し続け、ストレスが溜まってしまう」とか、そういう問題がなく、生活できるのかな、と。距離感がとりやすい、というか。
ということで、私の中では、立派なリア恋枠です、淳太くん。長く一緒にいれるイメージがある。お金の感覚は、まあ説明すれば常識あるしわかってくれると思う(将来の子供の教育のためにも)(妄想のスパンが長いんじゃ。cv.千鳥の大悟)。それに、それだけ稼いでくれるからね☆☆
あの、このブログ、お話のサイトみたいになりつつあるから、自分でもやばい、と思ってる。ちょっと心配。しかも更新率エグい。なに、はてブ更新しないと死ぬの、私?
ま、担タレということで!!ブンブンブンブン!妄想族〜〜!!したって、ええじゃないか〜〜!!!!!(雑)(ひらきなおり)